重曹電解洗浄液生成器「アクア・トリオ」開発エピソードと開発者「井上大佑」
孫のアトピーが原因で開発された「アクア・トリオ」
 今やカラオケは娯楽の定番。全世界で親しまれています。そんなカラオケを発明した井上大佑さん。大いに資産を増やしたかと思うと「特許をとらずに100億円をふいにしたけれど、気が付かなかったのだから仕方ないですわ」と今では、笑い飛ばす姿にも、清々しさが感じられます。
 
カラオケもテープからCDの時代にとって代わられ大手が参入、会社は倒産の危機に。そこで、CDチェンジャーを発明し名誉挽回したのち、カラオケ業界から退きます。
 その後、「ゴキブリ駆除機」を開発します。高価なカラオケ機材の故障の多くは、実は機材内に巣くう「ゴキブリ」が主な原因だったのです。(余談ですが、これはクイズ番組「運命のダダダダーン」の問題になりました!)
 ある日、彼はゴキブリ駆除機の開発研究員との世間話で孫がアトピーで困っていることを話しました。
 すると、開発研究員の方が「水の博士なら何か名案があるかもしれない。」とその方をご紹介いただきお会いすることになりました。そこで、この「重曹電解洗浄液」を知ることになるのです。
 当時は研究所内でのみ作られていましたが、彼は「アトピーに困っているのは孫だけではない」と思い、安心して使える「重曹電解洗浄液」を家庭で簡単に作れるようになればと、コンパクト化された「電解水生成器 水革命21 アクアトリオ」の開発に至るのです。
 家族のアトピーがきっかけで、重曹電解水の開発者と出会い、人に優しい水・環境を考えた水「重曹と水だけで造る電解洗浄水」をもっと多くの人に知っていただきたいという気持ちで、家庭用重曹電解洗浄水生成器「アクア・トリオ」の販売を通して、知的身障者の授産施設での電解洗浄水の生産やシルバーの方々による販売方法など、福祉問題も考え、実践活動に入りました。
 今では、彼の考え方に賛同していただける企業により、授産施設での重曹電解洗浄液「サポート・アクア」の製造も開始されています。
 さらに、鬱病を患い苦境に陥っていたときに救ってくれたゴールデンリトリバー(ドン兵衛)を通して、ペットサービス事業の構想を思いつき、70歳を過ぎたら実行に移す計画だと語っています。

アクア・トリオ開発者井上大佑のプロフィール
1940年 大阪生まれ。
1958年 神戸を中心ジャズバンド演奏をはじめる。
1971年 世界初の「8Juke(エイトジューク)」カラオケセットを発案。株式会社クレセントを設立。
1999年 タイム誌に「20世紀で最も影響力のあったアジア人の20人」に選ばれる。
2004年 イグ・ノーベル賞を受賞。
2005年 半生を描いた映画が公開される。 
現  在:有限会社イノウエ代表取締役
     全国カラオケ事業者協会相談役
     筑波大学非常勤講師


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小さいときからガキ大将、親父について自然と憶えた商売の仕方。高校生時代は、バンドに入るきっかけになったアルバイトのドラム叩き。カラオケを思いつくヒントとなった、お客に合わせたキーとテンポの伴奏テープ。急成長したカラオケ人生、レーザーディスクの出現とともに衰退する人生。
TIME誌に掲載されたり、映画になったりと紆余曲折・悲喜こもごもの人生の中、未だ枯れることのない開発意欲と人生観。
そんな生き様を交えた快活な話は、聞く人の心を打ちます。
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